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広島への旅 2日目

あるべきようわ。

こんばんは。

心理カウンセラーのよこたにです。

今回は先日の広島旅行の記録の続きとなります。前回分はこちらから。

 

☆2日目☆

宮碕カウンセラーのおすすめに従い、まず厳島神社へ。弥山の頂には霧がかかっていました。曇りの朝。

厳島神社は朝6時半から参拝可能。ですが目覚めたのがその時間でした(笑)受付所の神官の方が笛を吹いておられて、(勝手に)歓迎されている☆と感じます。

海の中に建つお社にお詣りして、ご朱印もいただきます。はるか昔からここでさまざまな方々が祈りを捧げてこられた場所。月並みな言葉ですが、底知れぬ力を感じます。お詣りのあとは、神社から西に続く道を時間のゆるす限り歩きました。昨夜歩いてみたかった道は観光地としての宮島と、住民の方々が住まわれる場所とを繋いでいました。

 

大急ぎで宿に戻りチェックアウトを済ませて、桟橋へ。昨日とは違うひろしま世界遺産航路に乗り込みます。宮島から川を遡り原爆ドーム前に到着するので、フェリーより費用はかかりますが、乗換えの手間がなく、川をさかのぼる事が出来て、広島の街を川から見るのも楽しそう!と予約しました。

 

船は静かな瀬戸内海を抜けて広島へと向かいます。近付き、また離れていく島々。広島に着くと今度は川を遡ります。タイミングが良ければ川を運航する時にデッキに出られそうだったのですが、潮位の関係で船室内に待機(残念!)。

 

目的地の原爆ドーム前の停留場では宮碕カウンセラーが待っていてくれました。原爆ドームは外観だけ見学させてもらうべく近付こうとしていたのですが何かを感じる。

近付けない。建物に。足が動かない。なぜ?

涙が勝手にあふれてくる。このようなことが初めてでそれにもまた動揺してしまう。心の中で精いっぱい祈り、その場を離れました。

宮碕カウンセラーと歩く間に少しずつ気持が収まってきました。

降り出してきた雨。見慣れぬ街の景色に、色を付けるように様々な説明を伝えてくれる宮碕カウンセラー。早めのお昼ごはんということで、お好み焼きをいただきます。

 

五エ門

 

さすが、広島のお好み焼き(当然ですが、広島風、と言わない。そりゃそうです)。聞いていたけれど本当に驚く量のキャベツと、カリカリした豚肉入りのお好み焼き、美味しかったです。開店直後に入ったのでゆったり食べることができました。

 

晴れていれば歩ける距離でしたが、雨が激しかったので少しだけ路面電車に乗り、そこから歩いて平和的記念聖堂へ。建築家の村野藤吾が設計した建物です。終戦後、ここに教会を!という大きな願いと祈りとそれに呼応した世界中の方々の思いのもとに建てられたキリスト教の教会。

 

世界平和記念聖堂

 

教会の入口部分だけであれやこれや何でなんだろう?になる2人。見学自由ではありますが、お一人で祈りを捧げる信者の方が居られたので静かに見学して立ち去ることに。

月並みな言葉でしか綴れないけれど、静かな堂内には平和への祈りが溢れていることも感じました。

次に向かうのは宮碕カウンセラーが一度見学に行ったという広島市のゴミ処理施設「環境局 施設部 中工場」

撮影した写真を以前見せてもらったときに近未来的な独特の建物に惹かれました。天気が良いと日差しを遮るものがなく、暑すぎるのでやめておこうと話していました。が、正反対のなかなかの雨。景色を見たり、他愛もない話をしながらバスで向かいます。

実際に着くと、機械設備の美しさに惚れ惚れします。この巨大な機械でゴミを処理しているというのがすごい。「機能美」という言葉は知っていても、目の当たりにしたことがなかったので圧倒されました。そんな中「このアングルで撮ったらかっこよく写るよー」と次々と教えてくれる写真上手な宮碕カウンセラー。…さすがや!そして写真を撮り慣れてないから、そんなにすぐにドンピシャには撮れぬのが残念なり…。

子供向けの説明クイズも堪能?し、雨と霧に濡れる広島港を2人で眺めます。雨でなければここに座ってしばらく話していたくなるような海辺。

 

昨日の宮島の海でも思ったけれど、来てよかったなあ。

 

 

ゴミ処理施設を出るとこれまた、わたしの大好きなふりかけ「ゆかり」の工場を発見。ゆかり、あなたはここで生まれてきたのねと内心ニヤつきながら(変!笑)またバスに乗り、途中下車。

 

ゴミ処理施設へ向かうバスの車窓から見えたすてきな喫茶店。わたしの野生の勘がはたらき、宮碕カウンセラーに話したところ同意を得られたので、バスを降りて向かったお店。

 

バッケンモーツアルト

 

市内に何店舗もあるお菓子の店です。私達が入った店舗はケーキも焼菓子もたくさん売られていて、イートインスペースが広々しているのも嬉しい。地元だったら通いまくって全種類のケーキを制覇したい…。いや、近いと案外行かないのか?等と妄想しつつ、テイクアウト用でさえも悩みに悩んで買い求めました。

 

そこからしばらく川のほとりを2人で歩きます。原爆投下の日には人々が溢れかえっていたこの川辺。静かに歩けていることに平和のありがたみを感じます。

 

少し早いけれど、ラーメンで夕ごはん。

 

ラーメン我馬

 

あっさりしたとんこつラーメンがおいしい。一日の終わりにやさしくしみわたります。

 

そしてまたバスに乗って広島駅へ。広島駅ではまだ知らなかった名産品を見つけたり、強いカープ愛に圧倒されたりしながらお土産を買い求めました。

 

広島での楽しい時間もついに終わり、宮碕カウンセラーともお別れ。ハグで締めてお開きです。

と、楽しい時間を振り返ってみて。

この旅行から3ヶ月経ってもまだまだニヤけます。わたしの体はもちろん大人なのですが、あの時の中身は10歳位でした。こどもだったわたしも大人の私も一緒になって楽しむことか出来たという意味でも楽しい時間であり、自分のこどもらしさをさらせるだけの大人になったのかもしれません(ずうずうしくなっただけかも笑)。

2日間おつきあいしてもらった宮碕カウンセラー、貴重な時間をありがとうございました。旅で得たものを大切にしたいと思います。まだ食べたいものも行きたいところもあるのでよろしくお願いします!

そして長文を読んでくださったあなたにも、心よりお礼申し上げます。

 

ではでは。

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